気になる部屋が多すぎて選べない‥
自分はどんな部屋に住みたいかじっくり考えてみよう
この記事でわかること。
- 本当に住みたい部屋、住むべき部屋
- 部屋選びの基準(家賃・設備・環境など)
- 譲るべき、譲らないべき条件
本当に住みたい部屋とは
あなたが本当に住みたい部屋って、どんな部屋ですか?
そう言われてみれば、漠然としているかも‥
じゃあ、一緒に住みたいお部屋像をはっきりさせましょう
収入と家賃
「家賃は収入の1/3」とよく聞きますが、わたしはこんな言葉は気にするべきでないと考えています。
わたしにとって、あなたにとって本当に住みたい部屋(条件が揃っている)であれば、家賃は収入の1/3より高くても良いし、もっと安くても良い。というか、本当に住みたい部屋であるなら家賃は安ければ安いほどよい。
家賃は固定費だから、できるだけ安いほうが良いに決まってる。もちろん、いい部屋に住みたい気持ちもよく分かるけど、結局は家賃と設備・環境とのバランス。
家賃以外に共益費や管理費がかかることがあることをお忘れなく!
共益費とは‥
賃貸の集合住宅等で、家賃とは別に毎月支払うもので、借家人が共同で使用したり、利用する設備や施設の運営および維持するために要する費用である。 具体的には、共用部分の電気代、共用灯の保守・交換代、共用部分の水道代、ゴミ置場清掃費、エレベーターの電気代、定期点検代、その他の部分の定期清掃費などである。
(出典:SUUMO)
管理費とは‥
マンションやアパートなどの賃貸物件を維持・管理するために必要な経費のことです。 主に、物件のオーナーや管理会社が、建物の共用部分を清掃・点検する専門業者へ依頼するときの費用に使われます。
(出典:GMO TECH)
アクセス
学校、職場、その他よく通う場所までのアクセスを検討しましょう。
選択する場所によっては、車が必要にあれば、最寄りの電車、バスが主な移動手段となる方もいるでしょう。(わたしは、もっぱら自転車で通勤、通学してきた人間ですが)
これからの生活をよく想像して、雨の日も風の日も快適に通勤、通学できる場所を選ぶようにしましょう。もちろん、アクセスの優先順位が低い方は無視してください。
駅近を選ぶときの注意点!
・急行が停まるかどうか
・夜間の騒音はどうか
・踏切の開閉時間はどうか
なにごとも一長一短ありますね
譲れるもの譲れないもの
部屋選びの判断基準となる条件は譲れるものと譲れないものをはっきりとさせることが大事です。
とにかく安いことが最優先!とにかく駅近が最優先!とにかく築浅が最優先!など、明確な最優先事項をもつと部屋選びはスムーズになります。
「とにかく安いことが最優先!」の学生さんなら、通学時間が長くなっても安い部屋を選ぶも良し。
「とにかく駅近が最優先!とにかく築浅が最優先!」のお金がある社会人さんなら、築浅、駅近のおしゃれなマンションを選ぶも良し。
最優先事項はライフステージによって変化するものです、今の身の丈にあった部屋を選ぶようにしましょう。
くれぐれも家賃(固定費)で無理はしないようにしましょう。
最優先事項はライフステージに合わせて変化します
部屋選びの条件リスト
ここでは、検討すべき条件をリストアップします。条件ごとに自分の優先度を確かめてください。
家賃
繰り返しになりますが‥家賃は固定費です。
何かとお金がかかる一人暮らしには節約は不可欠。
節約のために割引になった弁当を買ったり、熱くてもエアコンを我慢したり‥食費や水道光熱費などの変動費を抑えることも大切ではありますが、 固定費である家賃は家に居ても居なくても毎月決まって支払うお金。
家賃は安いに越したことはありません。が、家賃をケチりすぎるとその他条件が厳しくなるのでバランスに注意が必要です。
築年数
築浅か築古によって、お部屋の設備や内装、オシャレ度、家賃は大きく変わります!
築古ってGが出たりしそう‥やっぱり築浅かな‥?
それは築浅、築古とそこまで関係性はないと思う
築浅、築古どちらにも住んだわたしの意見です。
確かに、築浅の部屋は美しく、設備も最新で便利ですが、築古の部屋もリホームやリノベーションされたものも多いので、築年数だけで良し悪しを判断するのはやめましょう。
わたしが前に住んでいた部屋は築古でもリノベーション済で、内装だけ観れば築浅物件と思うほどでした。
気になる築古の部屋は、内見をしましょう!
What’s 築浅・築古?
築浅とは‥
建物が完成してまだ数年しか経っていない、「築年数の浅い物件」のことを指す。 「新築」とは違い明確な定義や定説などはなく、不動産会社やポータルサイトによってばらつきがある。(出典:CHINTAI)
築古とは‥
築〇年を過ぎたものを築古と呼ぶ、という規定はないが、一般的には築30年を過ぎた頃から築古と呼ばれることが多い。 反対語は築浅で、築10年未満の不動産に使われることが多い。(出典:健美家)
アクセス
前述したとおりですが、通勤、通学など日々の生活をよく想像して場所選びをしましょう。
当然ですが、便利な立地の部屋は家賃が高く、不便な立地の部屋は家賃が安くなる傾向にあります。
学校、仕事などがリモート化された方は、アクセスが不便な場所でも良いかもしれませんね♪
余談
わたし個人の意見ですが‥
アクセスがいい場所は人通りが多くて疲れるので、若干アクセスが不便なくらいのほうが落ち着けて好みです。
大きな公園や自然もあるので個人的にはおすすめです。コンビニがないとシンドイですけど(笑)
ネット回線
ネット回線は物件によっては予め導入されたものもあります。(家賃にネット代が含まれている場合多数)
新規でネット回線を引くには工事費などのイニシャルコストがかかるので、可能な限りネット回線導入済みの部屋を選びましょう。
また、ネットはあるだけでは不十分で快適なネット利用ができる回線速度が求められる点にも注意しましょう。
トイレ・風呂別
「トイレと風呂は別がいい」という方は女性を中心におおい条件です。
わたしもはじめは「トイレと風呂は別がいい」派でしたが、東京に引っ越したタイミングでユニットバス(トイレ・バス一緒)の部屋に住むことになりました。理由はもちろん安いから。(部屋によりますが5,000~10,000円ほど安くなる感覚)
そうなんです。トイレ・バス別の部屋はより広いスペースを要するので家賃が割高になります。
でも、住んでみると案外ユニットバスもいいんですよ。
収納
収納の有無、広さはかなり重要な要素です。
部屋が狭くても収納があれば、広々とストレス無く暮らせたりするもの。
家具家電を入れる前は広々としていた部屋も、収納がないと部屋が荷物で埋まってしまって快適な生活がおくれません。
ですから、部屋の広さをみる時は収納の有無、広さにも十分気をつけましょう。
収納の確認する場所
・リビング
・寝室
・キッチン(上部・下部)
・玄関
過去に住んでいた部屋はキッチンが狭かったけど、収納が多くて調理台はスッキリと料理がしやすかったです。本当に、収納って大事!
セキュリティ・防犯性
部屋のセキュリティ・防犯は安心安全な生活に欠かせない要素です。
空き巣対策にはオートロックが有効。マンション、アパートが警備保証会社に加入しているかも確認するよ良いでしょう。その他、監視カメラやモニター付きインターホンの有無も防犯効果があるため確認しましょう。
部屋の方角
できるだけ日当たりのよい南向きの部屋を選びましょう。南の窓からは一日を通して陽が入るため部屋が明るく電気代の節約にもなります。冬場は暖かいので暖房コストも下がります。
そのほか、洗濯物もよく乾くし、カビにも強いです。
「角部屋」という選択
角部屋は2方向に窓があることが多く日当たりが良いことはもちろん。片側にしか部屋と接していないため、騒音やプライバシーの点でメリットがあります。
しかし、角部屋は中部屋に比べて家賃が割高であることが多いので注意が必要です。
まとめ
本当に住みたい部屋を選ぶときの参考になりましたでしょうか?
部屋選びに条件をあれこれと付けてしまいがちですが、キリがないので譲れる譲れないポイントをはっきりさせて、バランスの取れた部屋を見つけましょう。
充実した一人暮らしができますように✨